鈴木裕大 / 街クラブ研究所

育成サッカーコーチ・クラブマネジャーのブログ

共通言語

 

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今日は朝から小学生のオンライントレーニングをボールタッチを中心に2コマ。3年生と4年生を担当しています。

ボールタッチの組み合わせを少しずつ複雑にしていくと当たり前ですが何回も参加している子と初参加の子では習得するスピードに差が出てきます。反復は大事ですね。

初参加の子にもわかるように丁寧に説明しながら、何度もやったことがある子が飽きないようにトレーニング全体をオーガナイズしなければうまくいかない環境です。

1セッション30分なので、自分がしゃべるトレーニングの説明時間を極力短くし、デモンストレーションを入れながら、どれだけ言葉数を少なくシンプルに伝えていくかがポイントかなと思っています。

 

レーニングが終わった後に録画したものを共有しておくのもありかなと思います。

www.youtube.com

 

さて、今日はサッカーの共通言語について書こうと思います。

この休止期間で〝岡田メソッド〟という元日本代表監督の岡田武史さんの本を読み進めていました。  ※まだ最後までいけてません。。笑

読んで感想を聞かせてほしいと言っていただいた指導者の方もいたので早く読み切らないとまずい状況です。。

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岡田さんが立ち上げたFC今治は育成年代からトップチームまでを共通のメソッドで指導、チーム作りを行っていて、その中身が細かく書かれています。

 

一番すごいなと思ったのは、岡田メソッドを使用しているチームの中で共通言語を作ってしまったところです。

言葉を作ったのがすごい!!

 

sports.yahoo.co.jp

 

たしかにチーム内にこういった共通言語を根付かせ、全員でそれを共有することができれば、迷ったり考えたりする時間が減り、スムーズにチームプレーができるようになると思います。

デカラ、ブラッシング、シャンクといったようにどれもボールを動かすパスを用いたプレーですが、それに名前がついていることで、チームと選手が迷わずにプレーできます。逆に「ボールを動かせ!」とか「パスしろ!」とか「サポートして!」など抽象的な言葉だと、試合中に選手が判断、決断しなければならない幅が広すぎてストレス過多になってしまうことも多いと思いました。

指導者はこういったところもコントロールしていかないといけませんね。

 

スペインの中でも共通の言語があります。

例えば・・・

・エントレ・リネアス ⇒ 相手ブロックが形成されているラインの間でボールを受けるアクション

・デスマルケ ⇒ スペースの無い中で一瞬の瞬発的な動きによってマークを外し、時間とスペースのアドバンテージを生み出してボールを受けるアクション

ペルムータ ⇒ 相手に突破されたあと、カバーリングに入った味方選手が出たスペースを埋めるアクション

 

国内で統一出来ているのはすごいですね。

 

日本サッカーはどうでしょうか。

日本が進むべき方向性 Japan's Way

日本は世界のサッカーの発展傾向を見続け、海外の強豪から多くを学びながら、自国のシステムを整え、発展を遂げてきました。世界の強豪国を真似たり、相手の特徴を受けて対応することで戦わざるを得ない時代もありましたが、世界トップ10を目指すため、世界に打って出ていくにはそれだけでは不可能です。
国内の勝った負けたを越えて、日本が世界のトップに追い付き追い越すことを目指していくためには、今後も世界のサッカーの発展傾向を見続け、また学び続けていくとともに、強豪のコピーをするのではなく、日本の良さを生かした日本人らしいサッカーを追求し、確立する必要があります。
日本には日本の特徴があります。体格やパワーで勝るわけではないですが、技術力(足首の柔軟性等)、俊敏性、組織力、勤勉性、粘り強さ等、またフェアであることがFIFAテクニカルレポート等でも認められている日本の特徴です。その特徴を生かした日本人らしいサッカーのイメージを体現したのが、2011年ワールドカップで体格やパワーで勝るアメリカやドイツを相手に戦ったなでしこJAPANのサッカーではないでしょうか。また、日本の特徴がチームだけではなく、選手も認められ、男女ともヨーロッパの強豪クラブで活躍するようになっています。
足りないものは高める努力をしつつも、世界基準よりも勝る日本人のストロングポイントをさらに伸ばしていき、それを活かして日本人らしいスタイルをもって戦っていくJapan's Wayとは、特定のチーム戦術、ゲーム戦術を指す言葉ではなく、日本人の良さを活かしたサッカーを目指すという考え方そのものであり、イメージの共有のための言葉です。そしてそのイメージを共有し、そのための準備となる「基本」、育成年代であればこそ身につけられるテクニック(技術+判断)、持久力(運動量)、攻守に関わり続ける個人戦術を取得させることを、育成年代の幹として共有し、取り組んでいきたいと考えています。
そして、この世界基準自体も向上していくことを忘れてはなりません。 世界も努力を続けていて、進歩を止めません。追いつき追い越すことを目指す私達は、それ以上の努力が必要です。

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Japan's Wayは日本人の良さを生かしたサッカーを目指すというものですが、曖昧な部分が多いなと感じます。

 

そんな中、岡田さんは1つのクラブを立ち上げ、新しいムーブメントを起こし、そこから日本を変えてやろうとしているのかもしれません。

 

完全に個人的な見解ですが・・・笑

 

地域の街クラブからでも出来ることがありますね。

 

 

それではまた。

 

鈴木ゆうた

ギャップの共有

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暑すぎて半袖、短パンにしました。。

こんなに早く短パンになってしまったら真夏のサッカーをのりきれるのか心配になります。。笑

大丈夫かなぁ~。笑

 

昨日クラブ内に活動再開のお知らせと6月前半のスケジュール、活動再開に向けたガイドラインを配信しました。ガイドラインは中々のボリュームになってしまいましたが、活動に参加する前にしっかりと目を通してもらいたいです。

 

今日はそのクラブ用に作成したガイドラインを、運営しているKANAGAWA ROOKIE LEAGUEの参加チームと、鶴見区少年サッカー連盟の所属チームに共有させてもらいました。

完璧なガイドラインではないけれど交流のある他クラブの活動再開の助けに少しでもなれればという気持ちと、共有したことにより「鈴木さん、このガイドラインもっとこうしたら良いと思うよ!」というようなアドバイスとかもらえたらラッキーだなという下心の半々で送りました。正直なところ。笑

 

KANAGAWA ROOKIE LEAGUEの開幕は様々なリスクを考慮し7月以降にしました。鶴見区大会はこれから各クラブの代表者との会議を設定しなければなりません。個人的には会議はなんとかオンラインの方向で進めたいと思っています。全員が対応できればいいのですが。。

両リーグともこれまで通りのレギュレーションでは成り立たない部分が出てきているので、知恵を出し合い修正、変更をしていきます。

 

さて、今日は共有つながりでギャップの共有について書きます。

ギャップとは選手と選手の間にできるスペースのことです。

 

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このギャップに顔を出し、ポジションをとることでボールが通りやすくなります。

逆に相手の守っているラインにポジションをとってしまうと、ボールを持っている仲間に見つけてもらえませんしボールが通りにくくなります。

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①の様な状態でボールを受けることが出来れば1本のパスで相手選手2人をおいていくことができます。ボールを受けて前を向ける状況であればターンして攻撃の起点になりましょう。

※攻撃の起点:攻撃方向を向いていて相手からの制限を受けずにボールを持てている状態。

 

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ギャップはコート上に複数存在するので、②のようにギャップを分け合いポジションが重ならいようにすると、ボール保持者に選択肢が生まれ、よりボールを動かせるようになります。

 

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③の様に1つのギャップを複数人で共有するケースもあります。ここでは昨日書いたようにOFF同士(ボールを持っていない人同士)が見合うことができていれば、1列前の仲間にボールを受けてもらい、その落としを受け自分が前を向くことができます。

 

チームやグループでギャップを共有しスムーズにボールを動かせるようになりましょう。

 

それではまた。

 

鈴木ゆうた

ボールを持っていない人とボールを持っていない人

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屋外での活動を再開します。

横浜市や公園を管理する土木事務所、日本サッカー協会などが発信している情報を精査してからの決定だったのでクラブ員へのお知らせに時間がかかってしまいました。

もう少しスピーディーにやっていきたかったですね。。

公園関係の情報がなかなか出てこなかったのでむずかしいところでした。

 

県立の施設は8月31日まで閉鎖となっていましたが、6月30日までに閉鎖期間が短縮となりました。うちが金曜日に使用している三ッ池公園も6月は使えないのでクラブ全体として変則的なスケジュールで対応します。

まず再開してからの最初の2週間は子どもたちの運動機能を元に戻しながら怪我なく終えることですね。はやく試合がしたいと思いますがここはがまんです。

 

ゆっくりいきましょう。

 

さて、今日はボールポゼッションについて書こうと思います。

ポゼッションとはボールを失わずに動かしていくチームやグルーブでのプレーのことです。プロの試合のテレビ中継でハーフタイムによく出ますね。

 

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そのチームがどれだけボールを持っていたかっていうことが表されています。

ボールを長く持っていれば勝てるというゲームではないので一概にポゼッション率が高い方が良いとは言えませんが、ただ確実に言えるのはポゼッション率が高ければ相手からの攻撃を受ける時間や回数は減らせます。

またボールを主体的に動かすことにより、相手チームの体力を奪い試合を優位に進めることができるでしょう。

 

以前受講した指導者資格の取得講習会で育成年代は「リード・ザ・ゲームを目指しましょう」という話が出ました。つまり「自分たちが主導権を握りゲームを進めていけるようになりましょう」ということです。

 

簡単に言うと「そっちの方が楽しいじゃん!」ってことだと勝手に思ってます。笑

 

個人的には89分間ねばり強い守備でがまんして、1発のカウンターで仕留めで1対0勝利!みたいな渋いゲームも好きですが、子どもたちにはまず主体的にボールを動かしていけるよになってもらいたいです。

 

ポゼッションに必要な要素としてはまずテクニックですね。ボールをイメージ通り「止める」「蹴る」「運ぶ」これができる選手が揃っていないとなかなかむずかしいとは思います。

 

そこは頑張りましょう!笑

練習しましょう!

 

もう1つポイントになってくるのは〝OFF同士が見合う〟ということです。

OFFというのはボールを持っていない状態のことです。なのでボールを持っていない人とボールを持っていない人が目を合わせること、お互い見合うことが大切です。

 

ボールを持っている人(ONの状態)を見る(見つける)のは簡単です。勝手に視界にはいってくるので。

ボールから目を離しボールを持っていない人を見るのは意外とむずかしい。

でも出来るようになると仲間と無駄にポジションが重なることが減りボールを受けられるようになりますし、仲間が動いて出来たスペースを見つけてそこにポジションをとることができるようになります。

この「OFF同士が見合う」というポイントを伝え、トレーニングがハマるとおもしろいようにボールが動きます。

 

小学生は「まずテクニックだろ!」「個だろ!」っておっしゃる方もいますが、それだけだと楽しめない子もいるので同時進行でやっていけばいいじゃないかな~と思ってます。チームスポーツですしね。

 

でもテクニック本当に大事!!!!!!!!!

 

ではまた。

 

鈴木ゆうた

ビルドアップ・ボールを運ぶ

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昨夜はちょっと晩酌してから早めに寝ようかと思っていたのですが、急きょ卒業生(大学4年生の代)からZoomでの戯れに招待され想定外の寝不足です。。笑

もう社会人として働いている人、就活に悪戦苦闘している人、京大柔道部、大学を中退してミャンマーで起業している人、大学で自分の専門分野の学びを深めている人、就活を全くせず海外でサッカーすると決めている人など、バラエティに富んだメンバーでおもしろい時間でした。思い出話が多かったですが、やはり若者と話をした方が新しい発見や刺激があり楽しいですね。

毎回はきびしいですがまた誘ってもらえたら大学生の中におじさん1人で乗り込もうと思います( `ー´)ノ

 

さて、今日はビルドアップについて書きます。

ビルドアップとは・・・

自陣深くからボールを失わずに前進し、相手陣地に進入するチームプレーのことを指します。

<ビルドアップの目的>

  • ボールを失わない安全なルート(自陣からの出口)を探りながら、ボールと人を前進させ相手陣内に進入すること。
  • ボールを動かし攻撃の起点となる選手を創り出すこと。

※攻撃の起点:攻撃方向を向いていて相手からの制限を受けずにボールを持てている状態

 

ビルドアップの一例👇

www.youtube.com

 

先日U13のオンライン講義ではビルドアップに必要な1つの要素であるボールを運ぶ2対1についてやりました。

 

<ボールを運ぶ2対1のポイント>

①ボール保持者が運ぶドリブルで相手を引きつける

・ドリブルスピードを上げすぎないで相手を引き出す

・どの方向にボールを運び、どこにスペースを創るかを意識する

・相手を引きつけて仲間をフリーにする

・ドリブルとパスで得できる方を選ぶ

②ボール非保持者はフリーでボールを受ける準備をする

・出来るだけ高い位置で受ける(ベストポジション)

・ボール保持者に制限が掛かっている場合は近くに受けにいく(絶対ポジション)

③2人で協力して安全にボールを前に進める

・どこからボールを進めるかを選ぶ(まずは右か左の二択から)

 

<講義動画>

www.youtube.com

www.youtube.com

 

もう1つビルドアップと2対1には必要な要素があります。

それは〝ボール状況〟です。

ボール状況とはボール保持者とその周辺の状況のことを指します。「ボール周辺の雲行き」と表現されることもあります。

 

なぜこのボール状況が必要かというと、講義動画でも話していますがボール状況によってポジショニングや動き方を変えなければいけないからです。

シンプルにいうと「ボールを持っている人に余裕がある時はできるだけ前にポジションをとる」、「ボールを保持者に余裕がない時は近くまで助けにいく」ということです。

このボール状況をすっとばして自分の優先順位と考えだけで動くとボールは自分に届かないし、仲間はボールを失います。そんなプレーを繰り返すと流れが悪くなり失点し試合に敗けます。

 

子どもたちには、チームがより良いゲームをするために、自分や仲間のプレーがより良くなるために、ビルドアップの考え方、ボールを運ぶ2対1のポイント、ボール状況の認知を理解して、楽しくサッカーのゲームを進めてもらいたいです。

 

それではまた。

 

鈴木ゆうた

キッズリーダー

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今日も夏日ですね。暑い!

平日なのでジュニアユースのオンライントレーニング2コマとオンライン講義を1コマを行いました。選手に見本を見せるため数回デモンストレーションをするだけですが、最近は連日トレーニングなので体のあちこちが痛いです。。笑

選手に言ってばかりではなく、ストレッチや食事など自分の体をメンテナンスする時間もとらないとダメですね。。

 

さて、今日は日本サッカー協会主催・主管している「キッズリーダー」という資格について書きます。

私も19歳か20歳の時に資格取得講習会を受講しました。日本サッカー協会の公認資格ではありませんが、1日で幼児や小学校低学年向けの指導や考え方を楽しく学べるので受講して良かったなと当時も思いましたし、いまも思っています。

 

キッズリーダー講習会とは・・・

10歳以下の選手・子どもたちに関わる指導者・保護者で体を動かすことの楽しさを伝える指導者の養成を目的とする講習会です。

 

【受講資格】
・受講年度の4月1日において、満15歳以上であること
・地域においてスポーツ活動を実施している指導者および、これから指導者になろうとするもの

 

【カリキュラム】
講義:1.5時間
実技:1.5時間

 

【年間登録料】
3、000円

 

【講義風景】 ※2010年のものです。

www.youtube.com

 

キッズや低学年のチームやクラスを担当している、これから指導をする予定の方にはもってこいの資格ですし、実技を通して受講者の方とのつながりもできるので今後のマッチメイクにも役立つと思います。


最近では先生や幼児体育の指導員、サッカーをしている子どもを持つ保護者の方の受講も増えてきているようです。

 

コロナウイルスの影響で今年度の資格講習会は全滅かもしれませんが、環境が整えばまた開催されるので興味のある方は受講を検討されてはいかがでしょうか。

きっと充実した1日になるとおもいますよ。

 

それではまた。

 

鈴木ゆうた

 

指導案の作り方

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暑さが戻ってきましたね。もう梅雨の時期でしょうか。

教室に冷房をかけながら今日も小学生のオンライントレーニングを2コマ終えました。

2回目または3回目の子が多かったので、少しずつボールタッチを組み合わせて複雑にしていっています。

なんなくついてくる子もいれば、試合でのパフォーマンスは高いのにこういうのは苦手なんだという子もいて、新たな発見があり毎回楽しい時間です。

 

さて、今日は指導案の作り方について書こうと思います。

レーニングを実施する前に指導案やトレーニングメニューを紙ベースやデータで作成するサッカーコーチが多いと思います。

私は自チーム用、トレセン用、外部チーム用で何パターンか指導案のフォーマットを用意してそこに内容を打ち込んでいきます。

 

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私が使用しているのはこの3種類のフォーマットです。
用途によって使い分けています。基本的に以下の内容が入っていれば大丈夫だと思います。

  1. 作成者の名前
  2. 選手の名前 ※必要であれば
  3. 日時
  4. 場所
  5. 天候
  6. 人数
  7. 指導テーマ
  8. キーファクターや指導ポイント
  9. 必要な用具
  10. 練習メニュー
  11. 1セッションの時間
  12. 練習のルールやオーガナイズ

 

このように指導案を作成しておくと自分の頭の中も整理できますし、残しておけばスタッフ内で共有することができる貴重なデータになります。

積み重ねていけば「状況」や「感情」での指導が少なくなりより建設的な指導、トレーニングになると思います。

 

その指導者の色や個性によって同じメニューでもトレーニングの質は変わってしまいますが、基本的にはその指導案を見れば誰がやっても同じように指導できるように作られているのが〝良い指導案〟だと思います。

 

作り方の順序としては以下のように考えています。

  1. 担当しているチームのプレーモデルを再確認
  2. 直近の試合の分析・評価(M-T-M)
  3. 当日のトレーニングの全体像をイメージする
  4. レーニングのテーマを決定
  5. 習得、改善させたいキーファクター・ポイントの設定
  6. 最後のゲームをどういった形で終わらせたいかイメージする
  7. TR2を最後のゲームにどのようにつなげるかイメージしながら構築する
  8. TR1をTR2にどのようにつなげるかイメージしながら構築する
  9. W-UPをTR1にどのようにつなげるかイメージしながら構築する
  10. W-UPから最後のゲームまでストーリーになっているか確認する
  11. デモンストレーションを入れるタイミングを設定する
  12. フリーズポイント(流れを止めての指導)やミーティングのタイミングを設定する
  13. 休憩やストレッチを入れるタイミングを設定する
  14. 怪我や事故のリスクは無いか確認する

 

私はこのような流れて指導案作成を行っています。

あくまでも指導案なので完璧にイメージした通りにはなりませんし、現場での選手のプレーを観て柔軟に対応していかなければなりません。また、年齢が下がれば下がるほど想定外のトラブルもあるのでそこにも対応しなければなりません。

 

指導案はあくまでも案ですが、しっかりと準備しておけばコーチが「その場で対応できる幅」を広げてくれるツールだと思っています。

 

6月になり学校が再開すればまた慌ただしくにぎやかな日常が戻ってくると思いますが、こういった良い準備をしてこれまで通り練習や試合に取り組んでいきたいと思います。

 

ではまた。

 

鈴木ゆうた

年間リーグどうしましょうか

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土日はジュニアユースはお休みで小学生だけオンライントレーニングなので朝からスタッフで分担しながら学年ごと進めました。

説明しなければならないことが多いからか小学生の方が疲れますね。。

1人で2コマしかやっていないのに倦怠感がすごい。。笑

体は疲れましたがそのぐらい子どもたちにエネルギーを持って向かい合えたんだとポジティブに考えます!笑

 

さて、まだわかりませんが5月25日に緊急事態宣言が解除されそうです。

それにともない各クラブ活動再開に向けて準備を進めていることだと思います。

どうやって練習を再スタートさせるかはJFAが出したガイドラインを参考にしていけば問題ないと思います。

 

www.jfa.jp

 

神奈川県立の施設は8月31日まで閉鎖が決まっています。学校施設もいつ開放してもらえるかもまだわかりません。横浜市が運営するの施設は今のところ5月末日まで閉鎖となっていて緊急事態宣言が解かれてから今後の対応について情報配信されると思います。

各クラブの活動はこれから順次使用可能になる施設をシェアしていけば成り立つと思いますが公式戦はどうするべきでしょか。

 

そもそも施設が足りるのか?

 

いまうちのクラブが関わっている公式戦は以下の通りです。

 

【4種】

  1. JFA U12 サッカーリーグ 横浜地区予選
  2. 全日本U-12サッカー選手権大会 神奈川県大会 ※横浜地区予選の結果次第
  3. 横浜市春季サッカー大会 ⇒ 中止
  4. 横浜国際チビッ子サッカー大会
  5. 横浜少年サッカー大会(市長杯)
  6. 鶴見区大会
  7. アイリスオーヤマプレミアリーグU-11
  8. 246連盟主催大会 ⇒ 一部中止
  9. メトロポリタンカップ
  10. みどり整骨院リーグ
  11. チャレンジリーグ ⇒ 中止
  12. 各チームの招待杯
  13. KANAGAWA ROOKIE LEAGUE

 

【3種】

  1. 高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ
  2. 高円宮杯神奈川県予選 ※U-15サッカーリーグの結果次第
  3. 神奈川県U-13サッカーリーグ
  4. 県クラブジュニアユースU-14サッカーリーグ
  5. 日本クラブユースサッカー選手権
  6. 横浜市長旗杯 ⇒ 中止
  7. 246スプリングカップ ⇒ 中止

 

今のところ期間をずらしての実施を目指している大会が多いですが、もうすでに中止が決まったものもあります。

 

私が開催の有無を決めなければいけないのは鶴見区大会とKANAGAWA ROOKIE LEAGUEの2つです。この自粛期間で子どもたちの体力が低下していることを考えると6月中の開幕もむずかしいと思います。

 

残りの9ヵ月で全試合を消化できるか?

そもそも実施すべきなのか?

 

高温多湿によってコロナウイルスの蔓延が抑えられているとすると、また冬にインフルエンザと共に第2波がやってくるかもしれません。そうなった時にリーグ戦を続けられるのか?

 

様々な視点から考え5月中に結論を出そうと思います。

 

Players first

 

 

それではまた。

 

鈴木ゆうた