鈴木裕大 / 街クラブ研究所

育成サッカーコーチ・クラブマネジャーのブログ

みんな仲良く?

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連休の活動が終了しました。
雨や雷にとことん悩まされましたね。。
雨雲レーダーとのにらめっこを続けましたが、刻一刻と変化していく雨雲に翻弄されました。。

早朝からの天候判断、相手チームとの連絡、会場設営、サッカーをするために様々な準備をしていても、急な雨や雷はどうしようもないですね。。

サッカーが出来ないのは残念ですが、安全第一で活動を継続したいと思います。

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話は変わりますが、今年度わたしはU-13を担当しています。
毎年U-15を担当してきたので初めてのことです。

小学生から中学生に心が変わっていく感じがなんか見ていておもしろいですね。

 

試合も始まり、先日キャプテンや副キャプテンも決めたので、やっとチームとしてスタートしたなという感じがあります。

 

現場での活動を開始した6月は、それぞれの能力や性格もわからず、練習時も全体的に穏やかで静かな感じでした。

最近は、自分のプレーがうまくいかなかったり、仲間がイメージ通りに動いてくれないとイライラしている選手が数人見えてきました。

 

中学生らしくなってきましたね。笑

 

感情を表に出さない競技スポーツなんておもしろくもなんともないので、感情表現はどんどんしてほしいですが、サッカーがチームスポーツであることを忘れてはダメですし、自分の振る舞いや言葉が仲間に良い影響を与えているのかをしっかりと考える必要があると思います。

 

今年度のU-13は22人。

その22人の全員がノリがあって全員仲良しなんてことはありえないです。

 

ただ、ピッチではチーム全員の目的は一緒です。

 

「サッカーがうまくなること」

「良いチームになること」

「試合に勝つこと」

 

練習や試合ではその共通の目的を認識し、サッカー選手として振る舞い、チームメイトと接してほしいなと思っています。

仲間をけなしたり、ただ感情のままイライラをぶつけても仲間はうまくなりません。

ピッチで自分の感情がコントロール出来なくなってしまった時は、一度「目的」に立ち返ると冷静になり、ちゃんと自分の行動を「選択」できるかもしれません。

 

全員と仲良くするのはむずかしいけど、全員に親切にはできるんじゃないでしょうか。

 

その人を理解するのはむずかしいけど、その人を受け入れることはできるんじゃないでしょうか。

 

考え方1つです。

 

人それぞれですが、中学生の時にノリが合う奴と、高校生の時に遊ぶ奴と、20歳になって一緒にいる奴と、30歳になって話が合う奴は違うと思います。

もしいま人間関係がうまくいっていないなら、そんな長期的な視点で人間関係を捉えてくれればなと思っています。

 

ではまた。

 

鈴木ゆうた

なにを貯める?

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ここ数日は東京都での感染者が200人を超え、また以前の自粛生活に戻っていくかもしれません。

 

戻りたくないですね。。

 

横浜市川崎市の小学校でも、コロナウイルスの感染者が出たようです。

その中にうちの選手数人が通っている小学校もあったので、大事をとって1週間すべてのカテゴリーの、グラウンドでの活動を休止することにしました。

 

保健所の判断だとは思いますが、小学校自体は事実確認を終え、すでに授業を再開、感染者が出たクラスのみ1週間程度の学級閉鎖となったようです。

 

授業日数が足りていないのでしょうか?

随分はやい再開だなと感じました。

 

それともうちが慎重になり過ぎているのか??

 

見えない敵との戦いなので答えはないかもしれませんが、何度も考え、柔軟に変化し、対応していきたいと思います。

 

今日からJリーグの観客入場も再開されたので、なんとかサッカーがある日常が戻ってくるように地域クラブも活動していきたいですね。

www.jiji.com

 

さて、今日は「なにを貯める?」というテーマで書こうと思います。

 

コロナでの活動自粛期間にジュニアユースは、トレーニングだけでなく講義もオンラインで実施してきました。

U-13の講義では自分のまとめたノートや、課題に対する考えを書いたものを写真に撮り、LINEで提出してもらっています。

 

続けていくと、すぐに提出する選手、提出が遅れてしまう選手、こいつ提出する気あるのか?笑 という提出率の選手、の3種類に分かれてきます。

 

これまで提出できていない選手に対して、怒ったり、叱ったり、バツを与えたりなどは全くしていませんが、どこかのタイミングで今回書く内容を伝えなければなと思っています。

 

もう一度書きますが「なにを貯める?」という話です。

 

貯めるといえば一般的に「お金」だとは思いますが、今回書くのは「信用」についてです。

 

「貯信」ですね。

 

立場上、たかが1回の課題を提出しないことで、「確実に自分の信用を失っているよ。」ということを選手たちに伝えていかなければなりません。

 

お金に置きかえると、1円でも安い商品をネットで探して買ったりするくらい「お金を失う」ことには敏感なのに、なぜ自分の「信用を失う」ことに関してはこんなに鈍感なのでしょうか。

 

どちらも貯めておいて、チャレンジする時や、困った時に助けになってくれるものだと思います。

 

信用を貯めてきた人は、いざチャレンジしようとした時に応援や支援をしてくれる人がたくさんいるでしょうし、困った時でも周りから支えてもらえるでしょう。

チャンスがたくさん回ってきたり、大きな仕事を任されたりもすることも多いのではないでしょうか。

 

逆に信用を貯めてこなかった人が、何かチャレンジしようとした時に支援を集めるのは容易ではないでしょうし、他人から何か大切なことを頼まれることもないと思います。

 

では、「信用」はどうすれば貯めていけるのでしょうか。

 

有名になったり、すごい肩書きのポジションに就いたりすれば、「信用」を得られるかもしれませんが、それを維持し続けるのは大変なことですし、みんなができることではないかと思います。

 

みんなができる「信用」の貯める方法は、子どもの頃にはじめに先生に言われたようなことじゃないでしょうか。

 

・明るく元気にあいさつしようね

・周りの子には親切にしてあげてね

・困っている人がいたら助けてあげるんだよ

・嘘ついたらダメだよ

・約束は守るんだよ

・何かしてもらったら「ありがとう」って言うんだよ

・間違えちゃったら「ごめんなさい」って言うんだよ

 

 

 

子どもの頃は素直に出来ていたことが、大人になるにつれ心が汚れていくとなかなか素直に出来なくなってきますよね。笑

 

 

でも「信用」が貯まっている人はこんなことを日々積み重ねている人だと思うんです。

 

 

今回のコロナショックで、経営的に苦しくなった企業やお店も多くあったのか、最近では「クラウドファンディング」で支援を集める人も多くなってきました。

 

クラウドファンディングは、これまで貯めてきた「信用」を「お金」に換金する装置みたいなものなので、いまの自分や所属先にどのくらい「信用」が貯まっているか可視化できます。

camp-fire.jp

 

「お金」が貯まっていなくても、「信用」が貯まっていればなんでもチャレンジできる時代になりました。

 

もちろん「お金」も大切です。

ただ、「信用」という目線も持ちながら周りの人と関わっていくことも大切だと思い、今回書いてみました。

 

それではまた。

 

鈴木ゆうた

試合はじめます

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昨日は台風みたいな天気でしたが今日は晴れましたね~☀

今日から新しく山﨑コーチも加わり、充実した活動ができたと思います。

www.kazusc.jp

 

今週末から交流試合やトレーニングマッチを少しずつ入れていきます。

kazusuzuki1210.hatenablog.com

7月からフェーズ3からフェーズ4へ移行。

 

活動再開からここまで大きな怪我などもなくこれたので、試合についても丁寧に進めていきたいと思います。

これまでは自チームだけの管理で大丈夫でしたが、フェーズ4では相手チームとの協力が必須になってきます。

 

今までは事前にタイムスケジュールや審判割当て、会場使用に関する注意事項、会場までのアクセスなどを相手チームに送っていましたが、これからはそれにプラスしてコロナウイルス対策の資料も送り共有しなければなりません。

うちのチームのウイルス対策と、相手チームの対応が全く違っていては、会場で様々なトラブルが起こるリスクがあるので事前に考え方を合わせておく必要があります。

 

今回コロナウイルス対策の資料として相手チームに送らせて頂いたのは3つです。

 

①健康チェックシート

これはこれまでの公式戦のメンバー表のように、当日の責任者同士がこのシートを交換し、お互いに参加者の健康状態を把握するためのものです。

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新型コロナウイルス対策へのご協力のお願い

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③参加者名簿

これは交換せずに各チームで保管しておくもので、万が一感染者が出てしまった場合に、感染経路を明確にするために必要になってきます。

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公式戦についてはおそらく9月以降になると思うので、そこに向けて各カテゴリーのチームづくりを進めていきたいと考えています。

 

 

それではまた。

 

鈴木ゆうた

 

良いトレーニングとは?

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高温多湿ですね。。

今日はキッズクラスもあるので熱中症に注意していきます。

 

学校施設の開放が7月も引き続き実施されないため、活動できていないクラブや活動に制限が掛かっているクラブが多いと思います。

うちも使用出来ない施設が複数あるため、通常のスケジュールに戻すことが7月も出来ませんでした。クラブ会員の皆さまにはご迷惑をお掛けいたしますが、柔軟に対応して頂けると幸いです。

 

緊急事態宣言が解かれ1ヵ月が経ちましたが、都内ではまだ多くの感染者が出ており、ワクチンや薬ができた訳ではないので、緊急事態宣言が解かれただけで状況は変わっていないことを再認識しなければなりません。

噂レベルではありますが、8月に第二波か?という情報も出てきているので、これまで通り「密」を避けながら、手洗い、うがい、アルコール消毒と徹底していきたいと思います。

 

さて、今日は良いトレーニングとは?というテーマで書こうと思います。

 

4月に一度このブログで書きましたが、下記がうちのクラブのトレーニングチェックリストです。

 

□事故や怪我へのリスク管理は出来ていたか

□目的があり全体像をイメージ出来ていたか

□選手が主体的に楽しめていたか

□個人がプレーやボールに関わる機会を確保出来ていたか

□プレー強度や運動量は適切に保っていたか

□指導者は全体が見える位置に立てていたか

□判断をともなう練習は入っていたか

□リアリティがあったか(サッカーにありえる状況)

□クラリティがあったか(課題が明確になる状況)

□成功と失敗の両方がバランス良く存在したか

□デモンストレーションを見せたか

□オーガナイズに意味はあったか(サイズ、ゴール、ルール、配球、人数、用具)

□コーチの関わりは適切だったか(コーチング、アラート、活性化)

 

そのトレーニングの目的やチーム状況によって変わってくるとは思いますが、基本的にはこれだと考えています。

 

先日、ある学年の練習でうちのコーチがシュート練習を実施しました。

内容としてはシュート練習できる場所を4か所作り、シュートを打つ前にミニハードルを飛ぶというものでした。

上記のチェックリストにある〝プレー強度や運動量は適切に保っていたか〟はしっかりとクリア出来ているトレーニングでした。

 

ただ、その学年にコーチ2人がついていたのですが、選手のシュートシーンを観れていないエリアが出てしまっていました。

 

選手の持久力向上がメインのキーファクターであれば問題ないですが、シュート自体の質にこだわるのであれば、選手がテクニックに集中できる環境をこちらが作るべきです。

 

(このトレーニングの良かった点)

・選手が並ぶ時間が少なく運動量や反復回数を確保出来ている。

・ミニハードルや移動のランニングにより、試合時に近い心拍数や強度を保てている。

 

(このトレーニングの改善点)

・人数に合ったコート数で無かったため、コーチや仲間に観られている負荷が少なく、集中力や緊張感を保てていなかった。

 

この〝観られてる負荷〟が選手の上達には大切だと思っています。

回数はこなしてるのだけれど、集中力の切れた質の低いトレーニングを繰り替えてしも効果は薄いでしょう。

 

コーチは反復回数を落とさないように、トレーニング全体を観れる状況を作り、選手のプレーを評価し、何が良くて、何を改善すべきか伝える必要があります。

 

事前のトレーニングメニュー作成で、心肺的負荷、頭で考える負荷、プレー強度の負荷、観られている負荷などを調整し、選手の成長を促すオーガナイズを設定できていると良いトレーニングになるのではないでしょうか。

 

少し抽象的な表現になりますが、守備のトレーニングをする時は「頑張ればギリギリ守れる設定」が良いと思いますし、ポゼッションのトレーニングでは「全員がポジションをとり続けなければボールが回らない設定」が良いと思います。

 

ラクラク守れたり、テキトーにプレーしてもボールが回るような時はトレーニングのオーガナイズが間違っていることが多いと思われます。

 

なぜそのコートサイズ?

なでそのルール?

なぜその人数?

 

成功と失敗の両方がバランス良く存在するトレーニングを構築していきましょう。

 

 

〝オーガナイズには意味がある〟

 

 

ではまた。

 

鈴木ゆうた

<育成年代>サッカーコーチの日常

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雨が続きますねー。。

梅雨だから仕方ない!前向きにいきましょう!

 

今日はキッズ、ジュニアは雨天中止。ジュニアユースのみオンラインでこれからトレーニングです。

 

少し時間ができたので7月の予定表をまとめ、クラブ会員に配信するところまで出来ました。

よかったです。

 

7月から対外試合を取り入れ、少しずつゲーム感みたいなものも戻していければなと考えています。

 

でもまだまだ怪我には要注意ですね。。

 

これまでは自チームのガイドラインに従って活動するだけで大丈夫でしたが、試合となると参加チームとの連携が重要になってきます。

  • 感染症対策の共有
  • 会場使用に関するルールの共有
  • 保護者応援に関するルールの共有
  • 参加者名簿の管理
  • 試合時間や試合強度についてのすり合わせ

参加チームの担当の方と事前に相談し、試合再開についても丁寧に進めていければなと思っています。

 

 

さて、今日はサッカーコーチの日常について書いていこうと思います。

サッカーコーチといっても、組織やカテゴリーによって活動の仕方が全然違ってきます。

 

A)Jクラブ スクールコーチ

・日中はスクールやクラブに関する事務作業や指導メニュー作成など。

※業務委託の場合は現場での指導のみ。

・平日はサッカースクールの指導。

・土日祝日はお休みか、 J.LEAGUEの運営またはクラブイベントの運営。

 

B)Jクラブ 育成コーチ

・日中は指導メニュー作成や対戦相手のビデオを見て分析、あとはチームのスケジュール管理など。

・平日はチームトレーニング指導。週1~2でお休み。

・土日は公式戦やトレーニングマッチまたはトレーニング。

 

C)街クラブ コーチ

・日中はクラブ運営に関する事務作業やスケジュール管理、週末の試合の準備、指導メニュー作成など。

・平日はチームのトレーニングやサッカースクールの指導週1~2でお休み。

・土日は担当カテゴリーの公式戦やトレーニングマッチまたはトレーニング。

 

街クラブの場合は、広報や会計などの担当者がコーチとは別に存在することが少ないので、クラブ運営に関する事務作業は多岐にわたりますね。

 

ざっくり書くとこんな感じですかね。

あとは幼児体育の事業をやっている法人だと、朝から保育園や幼稚園の正課授業として体操指導に行って、夕方から自チームの指導に当たっている方もいますし、学校体育やスポーツセンターの事業で運動指導をしながらサッカーコーチをやっている人もいます。

 

 

私の週間スケジュールは忙しいとこんな感じです。

 

月曜日

昼)事務作業 ⇒ 夕)KAZU SC練習 ⇒ 夜)KAZU SC JY練習

 

火曜日

昼)指導案作成  ⇒ 夕)藤沢FC練習 ⇒ 夜)鶴見区選抜練習

 

水曜日

昼)事務作業 ⇒ 夕)KAZU SC練習 ⇒ 夜)KAZU SC JY練習

 

木曜日

昼)事務作業 ⇒ 夕)KAZU SC練習 ⇒ 夜)県トレセン活動または強化クラス

 

金曜日

昼)事務作業 ⇒ 夕)KAZU SC練習 ⇒ 夜)KAZU SC JY練習

 

土曜日

担当カテゴリーの試合または練習(1~3会場)

各種会議や抽選会への参加

 

日曜日

担当カテゴリーの試合または練習(1~3会場)

各種会議や抽選会への参加

 

これに比べるといまはコロナの影響でだいぶ暇ですね(-_-;)

色々考える時間がたくさんある!とポジティブに捉えます!

 

自チームの活動が軌道に乗ってきたらまた幅広く活動していければなと思っています。

 

それではまた。

 

鈴木ゆうた

自分の機嫌くらい

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雨やみませんね。。☂

ここまで降り続くとは思っていなかったので明日のグランド状況まで心配になってきました(-_-;)

今日はキッズとジュニアは中止。

ジュニアユースのみカテゴリーごとでオンライン講義を実施しました。

 

U-13は塾などで、リアルタイムで参加できない選手がいたので、こちらが送る動画を見てもらい、感想文を写真で提出してもらいました。

 

www.youtube.com

 

選手にはこの動画を見てもらいました。

現役アスリートが実体験をもとに「いじめ」について語ってくれている動画です。

彼らが中二病になる前の心が小学生のうちに見せておきたかったので、今日やれてよかったと思っています。笑

 

「大人になって仲間同士で集まっても彼(いじめをしていた人)はそこに来ていない。」

「もし自分がいじめを受けたら視野を広く持て!」

この辺りのメッセージが刺さればいいなと思っています。

 

彼ら中学生は第2次反抗期を迎え、個人差はありますが、親御さんに当たり散らしたり、先生やコーチにムカついたりしてこの時期を過ごすでしょう。笑

 

自立への大切な過程と捉え、大人はゆとりを持って接していくしかないですね。

studysapuri.jp

 

思春期の彼らは仕方ない部分もありますが大人はどうでしょうか。

大人もイライラしてしまう時ありますよね。

自分がコントロールできないことをいちいち気にし過ぎてイライラしたりとか。

 

例えば・・・

一緒に住んでいる家族が脱いだ服をそのままにしている。

A)洗濯機に入れないことに文句を言う

B)自分が拾い洗濯機に入れる

 

少し極端ですが、どう念じても相手を変えることは出来ないので、心穏やかにすごすなら選択すべきはBですよね。

Aは相手の問題として捉え、Bは自分の問題として捉えています。

 

B

①相手の脱いだ服に気づく

②何も言わず拾う

③洗濯機に入れる

以上、終了です。

 

そしてまた穏やかに生活していく。

これを繰り返し続けていくと意外と相手が変わってくれたりするんですよね。

 

 

サッカーに話を戻すと、コーチは選手が過ちを犯した時に、ちゃんと叱らなければなりません。

ここまでの話は、叱らない方がいいとか、怒らない方がいいといった話ではなく、口で言っただけでは大して伝わらないし、改善されないということをわかっておいた方が良いということです。

 

例えば1人の選手が練習後のグラウンド整備をちゃんとやらない。

コーチはその瞬間にまず言葉で指導しなければダメですよね。

チーム内に不要なサイレントルールが出来てしまってはチーム作りはうまくいきません。

eduplotion.com

 

コーチはその場で「グラウンド整備しっかりやれー!」などと言わなければいけないんですが、これはあくまでも表面上のことだと認識しておかなければなりませし、コーチという立場であれば、チームのルールでしっかりやらせるという手法もあります。

 

ただ、言葉で伝える、またはルールで改善する。

このどちらも本質的な改善にはならないでしょう。

 

まずコーチが自分の問題と捉えること。そして自分がどういったアクションをとるべきか考えるべきです。

・練習前にゴミ拾いや環境整備をしてグラウンドを綺麗な状態に保つ

・チームみんなでなぜグラウンド整備をするべきかを一緒に考える時間を持つ

・選手と一緒にグラウンド整備をする

などなど

 

繰り返しになりますが言葉でも伝えるべきです。ただそれはその言葉をどう受け取って、どう行動するかは相手の問題であって、自分ではどうすることも出来ないことだと認識し、同時に自分の問題としても捉え、行動していった方が良いということです。

 

偉そうに書いてきましたが、これめちゃめちゃむずかしいですよね。。笑

 

でも、自分の感情や気持ちをコントロールできないようでは、思春期の子たちが集まったチームを率いていくことはきびしいのでがんばりましょう!

 

 

〝自分の機嫌くらい自分で取れ〟

 

 

ではまた。

 

鈴木ゆうた

フェーズ2からフェーズ3へ

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これまで対人プレーなどをせず、極力接触しないように活動してきたフェーズ2の期間を終え、今日からフェーズ3に移りました。

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フェーズ3では対人プレーやミニゲームを取り入れていきます。

 

今日は日陰での休憩もはさみながら小学生はこんな感じでやりました!

  1. 間隔を空け1人ボール1つでウォーミングアップ:10分
  2. シュート練習:15分
  3. ミニゲーム:35分

 

久しぶりのゲームで子どもたちはうれしそうでしたね♬

フェーズ2の期間ではこちらも子どもたちが楽しめるように工夫しましたが、それでもよく2週間一番楽しいゲームなしでがまんしてくれたなと思っています。

 

でもそのお陰で〝怪我人0〟でフェーズ3に進むことが出来ました。

本当にありがとう!

少しずつ強度を上げ、楽しみながらプレーの感覚を戻していきましょう。

 

フェーズ3期間に来ましたが、まだまだ怪我のリスク管理にも敏感ではなければなりませんし、熱中症にも警戒が必要です。

 

今日も15時くらいは気温やばかったです(-_-;)

 

活動休止期間中に時間があったので、クラブの安全管理マニュアルをアップデートしてみました!

 

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この安全管理マニュアルとコロナウイルス感染症対策のガイドラインを併用し、事前に防げる事故やトラブルを無くしていきたいと思います。

 

www.kazusc.jp

 

ではまた。

 

鈴木ゆうた