誰に相談するべきか
昨日からの雨の影響で予約していたグランドが使えなくなりましたが、選手たちにすぐLINEでZoomの招待を送り、講義1コマ、トレーニング1コマを実施できました。
コロナで失ったものもありましたが、得たものもあったなと。
活動再開できたからグランドに集まることだけにこだわるのではなく、オンラインでの活動と併用していくことにより、クラブ運営に柔軟さが出るなと感じています。
資料を用意する時間がなかったので、これまでの確認も踏まえて30分話をしました。
グランドで話をするよりも選手が聴くことだけにに集中しやすい環境なので、話す内容によってはオンラインの方が良いミーティングができるかもしれません。
現場での活動を少しずつ充実させながらオンラインでも対応できる。
そんな状態を保ちたいと思っています。
さて、今日は誰に相談するべきかというテーマで書こうと思います。
ある地方の小さな工場の社長さんがロケット作りの事業を始めました。
その事業を始めた時に周りからこう言われたそうです。
「こんな田舎でロケットなんてうまくいくはずがない。」
「そんなことやってる人いないよ。絶対ムリ!」
「ネジでも作っとけよ!」
まだ実現できていませんが、その社長はロケット作りを続けているそうです。
「なんで続けているんですか?」と聞くと。
「批判してくる人のなかにロケットを作ったことがある人がいないから。」
というシンプルな答えが返ってきたそうです。
かなり本質を突いているなと。
誰に相談するか、誰の意見を聞くか、誰をメンターにするかはとても大切なことです。
基本的にはそれをやったことがある人、チャレンジしたことがある人、成功している人に相談したり意見を聞いた方が良いと思います。
逆にそれをやったことがないのに「一般的には~」とか「世間が許さないよ」とか言ってくる人には要注意です。
「世間ではなくあなたでしょ?」
こどもたちに将来のことや夢のことを相談された時に大人はどう応えるべきでしょうか。
私はどんな子でも〝100%承認〟で良いと思っています。
「いいねー」
「絶対できるよ!」
「すごい!楽しそうじゃん!」
無責任じゃないですか?と言われるかもしれませんが、逆に考えてその子がこれからどんな取り組みをして、どんな成長を遂げるのか誰もわからないじゃないですか。
「やめといた方がいいよ」
「この地域でこれまでそんなことやった人いないよ」
「絶対無理!」
こんな声をかける大人の方がよっぽど無責任だと思います。
じゃあその子が失敗した時に責任取れるんですか?
取れません!
でも、その子が自分のかけた言葉でチャレンジしなくなってしまった責任はとれるんですか?
この責任も取れないじゃないですか。
どちらも責任を取れないんだから、せめてその子の心のエネルギーがプラスになる方を選択すべきというのが私の考え方です。
〝無責任にいいね♬〟
ではまた。
鈴木ゆうた