鈴木裕大 / 街クラブ研究所

育成サッカーコーチ・クラブマネジャーのブログ

クラブを維持していくには

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6月から活動が再開し所属選手のほぼ全員が復帰してくれました!

ありがたいですね。

 

連日最高気温30℃を超える真夏日ですが、そろそろ梅雨入りしそうです。。

コロナと熱中症に気を配りながら活動を進めていますが、それに加え天気との戦いもはじまりそうです。

明日以降雨雲レーダーとのにらめっこを始めます(-_-;)

 

今年度はコロナウイルス感染症の影響で2ヵ月以上の活動の休止からはじまりました。

まだまだ苦しい状況が続きますが、クラブスタッフやサポートしてくれた周りの方々と協力し、なんとかこの休止期間を乗り越えられたと思います。

ありがとうございました。

 

休止期間は様々なものを削ったり、縮小しながらやり繰りしてきたので、改めてサッカークラブが成り立つためにどんなものが必要で、何に費用が掛かっているか考えてみたいと思います。

クラブの形態や規模にもよりますが、ざっくり以下のようなものが必要ではないでしょうか。

  • クラブ事務所の維持費や家賃
  • クラブ車の維持費やガソリン代
  • 駐車場代
  • 公園や学校開放に支払うグランド代や年間登録費
  • 練習用具代(マーカー、コーン、ビブス、ゴールなど)
  • 救急用備品代(絆創膏、ガーゼ、消毒液など)
  • 大会やリーグ運営に必要な用具の購入費用(ベンチやコーナーフラッグなど)
  • 各協会や連盟へのクラブ登録費
  • 各大会やリーグ戦のエントリーフィー
  • 試合会場や練習会場へ移動する際の交通費
  • コーチや審判員の方への人件費
  • スタッフウェアや審判服などの購入費用
  • 審判資格の更新費用
  • 事務作業に必要なPCやオフィス機器、オフィス家具の購入費や維持費
  • 事務用品の購入費用
  • 各種保険の費用
  • 通信費

 

こんなところでしょうか。

運営者はこのような支出に対して、皆様からいただいたクラブ会費や、各種イベントでの売り上げなどから収入を捻出し、赤字にならないようにクラブ運営をしていかなければなりません。

またクラブ車や練習備品など、買い替えが必要なものもあるので毎月ギリギリでやり繰りしているといつか行き詰ってしまう時がくるでしょう。

 

地域にサッカークラブが無くなってしまわないように、中長期的な計画を立てクラブ運営をしていきたいですね。

 

まだ活動を再開できていないクラブや軌道に乗るのに時間がかかるクラブも多いと思うので、これまで通り情報交換しながら、助け合いながら、周りのクラブと共存していきたいと思っています。

 

〝周りのクラブがあるから試合ができる〟

 

それではまた。

 

鈴木ゆうた